「キャッシュアウト」とは、ベットをした後に、ご自身の予想が外れ、負けが確定する前に賭けをキャンセルする機能です。
当ページでは、ブックメーカーのキャッシュアウト機能について詳しく解説しています。
「キャッシュアウト(Cash Out)」とは、ご自身が賭けた後に、試合が終了する前にご自身のタイミングで、賭けをキャンセルできるブックメーカーの機能のことです。
ブックメーカーでキャッシュアウトを使うタイミングは、主に「損切り」や「利益の確定」のためです。
それぞれ詳しく解説します。
「損切り」とは、損失額を最小限に抑えることです。
例えば、チェルシー対レスターの試合があり、チェルシーの勝利に1,000円ベットをしていたとします。
試合途中にレスターが3点を決め、チェルシーが勝てる見込みがなくなったと思ったらキャッシュアウトをします。
つまり、ベットの結果を待たずに損失を確定させることができ、ベット額の一部を払い戻すことができます。
「利益確定」とは、試合の途中で利益を確定させ、いわば勝ち逃げをすることを指します。
例えば、チェルシー対レスターのサッカーの試合があり、チェルシーの勝利にオッズが3.0がついていて、1,000円ベットしていたとします。
試合中にチェルシーが一点を先制し、チェルシーのキャッシュアウトによるオッズが1.5倍になった時に、キャッシュアウトを利用して1,500円の配当金を得ます。
つまり、利益確定をすれば試合終了を待たずに利益を確定することができます。
すべてのブックメーカーでは、ベットをした後にベットのキャンセルはできません。間違ってベットをした場合でも同じです。
キャッシュアウトが使える場合に限りますが、間違えてベットしてしまった場合もキャッシュアウトを利用して少しでも賭け金を取り戻しましょう。
以前はキャッシュアウトといえば、「全額の返金」を指しましたが、最近は3種類のキャッシュアウトを提供するブックメーカーが増えています。
賭けた金額の全てを返金します。
賭け金のうち一部のみを返金します。
一定の金額に達したら自動的に返金をします。
自動であるため、試合を見ることができない方におすすめの機能です。特に、損切りのキャッシュアウトを設定しておくと、大きな損失を避けることができます。
スポーツブックの中でも一般的な機能とも言われているキャッシュアウトですが、すべてのブックメーカーで提供されている訳ではありません。
スポーツベット上級者向けのピナクルカジノはキャッシュアウトに対応していないブックメーカーです。
またキャッシュアウトに対応していてもすべての試合でキャッシュアウトができなかったり、また全額キャッシュアウトだけ対応している場合もあります。
キャッシュアウトが使えるブックメーカーであっても、すべての試合でキャッシュアウトが使える訳ではありません。またキャッシュアウトが提供されていても、途中でキャッシュアウトが使えなくなることもあります。
キャッシュアウト自体はプレイヤーの判断で使えますが、キャッシュアウトができるかどうかはブックメーカー側に委ねられます。
よって、カスタマーサポートに「この試合はキャッシュアウトができますか?」と聞いても、サポートから回答は得られません。
「プレイヤーにとって不利だ!」と思われるかもしれませんが、ブックメーカーにとって不利な試合が全てキャンセルされてしまうと、ブックメーカーとしてのビジネスが成り立たないからです。
キャッシュアウトのデメリットは、「判断が難しい」ことです。
「損切りができる」「利益が確定できる」と言われると、「手堅く配当金を得ることができそう」と思われがちですが、結局、キャッシュアウトをするのもギャンブルなのです。
具体的に説明すると「もう少ししたら逆転するかもしれない」と考えて損切りができなかったり、「このまま勝ち逃げできる」と思い、キャッシュアウトをせず利益確定を逃してしまうこともあります。
キャッシュアウトを使いこなすコツは、スポーツベットの基本である調査・分析を十分にして、キャッシュアウトを利用することです。
もしくは、投資と同じように、試合の流れとは関係なしに「資金がXX%減ったらキャッシュアウトをする」といったルールを決めて使うことも有効です。
スポーツブックのボーナスやキャンペーンでは、キャッシュアウトをするとキャンペーンやボーナスの対象外になるのが一般的です。
またスポーツブックのボーナスの出金条件を消化中に、キャッシュアウトをした場合も、出金条件の消化の適用外になりますので、注意しましょう。
当ページでは、海外ブックメーカーのキャッシュアウトについてまとめました。
キャッシュアウトを使うと、損切りや利益の確定ができます。キャッシュアウトはすべてのブックメーカーで提供されているものではありません。またキャッシュアウト機能があっても、全額キャッシュアウトのみ対応しているブックメーカーもあるため、注意が必要です。
まずは当サイトおすすめブックメーカーをチェックして、スポーツベットを始めてみましょう。