人気カジノゲームであるブラックジャックには複数の攻略法が確立されています。
その一つである「カードカウンティング」は、特に有名な手法です。
カードカウンティングはプレイヤーの勝率を格段に上げる方法であり、カジノ側もカードカウンティング対策を行うほど効果があります。
ただ、一口にカードカウンティングと言っても種類もやり方も幅広く、何から始めていいのか迷う人もいるでしょう。
本記事では、ブラックジャックのカードカウンティングの仕組みや種類、具体的なやり方などを事例とともに詳しく紹介します。
オンラインカジノのブラックジャックで使える必勝法をお探しの方にも役立つ情報ですので、ぜひ参考にしてください。
カードカウンティングとは、ブラックジャックなどのカードゲームにおいて、場に出たカードを記憶してデッキに残っているカードを予測する必勝法です。
ブラックジャック 必勝法は多数ありますが、カードカウンティングは「カジノが最も恐れる攻略法」として有名であり、一度は聞いたことがあるカジノ経験者も多いでしょう。
カードカウンティングは、自分の記憶力と計算力だけが頼りであるため難易度は高めです。
結論から言うと、カードカウンティングはイカサマや偽物の戦略ではありません。
基本的には、場に排出されたカードを記憶、そして種類分けして頭の中で計算するだけのことで、イカサマや違法とは考えにくいでしょう。
カードカウンティングの正当性が疑われる理由として、それだけブラックジャックで威力を発揮する攻略法であることが挙げられます。
実際に、カードカウンティングを使ってブラックジャックで高額勝利をつかんだプレイヤーも数多く存在すると言われます。
ただ、カウンティング計算のために電卓やスマホなどの機器を使うことはルール違反のため注意しましょう。あくまでも自分の頭で計算する必要があり、ディーラーと話しながら自然に使えるような状態が理想的です。
また、デッキ数が減ってから使うのが効果的と言われるため、使うタイミングも重要です。
ブラックジャックのカウンティングの仕組みは、基本的にカードを数えながら残りのカードを予測するだけです。
カートカウンティングの結果、次のカードを適切に予測できれば、ヒット(追加のカードを請求する)やスタンド(ステイする)などのアクションを判断する材料として利用できます。
またカードカウンティングにより、プレイヤーが有利なタイミングで賭け金を引き上げ、勝負にいくことも可能です。
ブラックジャックでは、1デック52枚(ジョーカーを含めて53枚)のセットを利用します。
シャッフルしたデックを収納しておく入れ物は「シュー」、使用済みカードを収納するものは「ディスカードホルダー」と呼ばれ、カードカウンティングではシューに残っている枚数やカードの種類を予想します。
勝敗によらず、使ったカードはディスカードとされ、次のシャッフルまで利用されることはありません。一般的なデック数は4〜8組ですが、ゲーム開始前に確認しましょう。
シューのカード枚数は、目視またはディスカードホルダーに移ったカードを数える必要があります。
カードカウンティングでは、主に「ランニングカウント」と「トゥルーカウント」の2つが用いられます。
ランニングカウントは、既にでたカードを数えることで、ランニングカウントをおよその残りのデッキ数で割った値がトゥルーカウントです。
ランニングカウントでは、場に出たカードや残りのカードをポイントに換算して計算します。
ポイントの割り振り方は、カードカウンティングの種類によっても変わりますが、「ハイローシステム」では、場に出ているカードに以下のポイントを割り振ります。
既存のカードのポイントを順番に合計していき、最終的なランニングカウントを出します。
ランニングカウントの値が高ければ、残りのカードは低い数字が多く、反対にランニングカウントが低い場合は残っているカードは高い数字が多い、と予測できます。
トゥルーカウントを利用して、ランニングカウントからさらに予測の精度を高めていきます。
ランニングカウントだけを使用しても、残りのシューの数によって有利さが変わる可能性があるため、トゥルーカウントを算出して正確な数値を調べます。
トゥルーカウントは、ランニングカウントを残りのカード枚数で割って算出できます。
トゥルーカウントが高いとプレイヤーに有利になり、反対に低いければディーラーに有利だと判断できるので、判断基準をもとに自分でベット額を決めましょう。
ブラックジャックのカードカウンティングには、多くの種類があります。
ここでは、ブラックジャックに使えるカードカウンティングの一部を紹介します。
KOカウンティング(KOシステム)とは、ハイローシステムと同様のポイントシステムです。
ブラックジャックのカードの強弱を踏まえてカウントに活かしていきます。
2〜7のような低い数字のカードが配られた場合、10〜Aといった高い値カードが残っており、ディーラーはバストする可能性が高く、必然的にプレーヤーが有利といえます。
反対に、高い値のカードが配られればディーラーが有利になります。
KOカウンティングでは、合計が+2以上であれば積極的に賭け、+2以下であれば控えめなベットを行うというのが原則です。
レッドセブン(レッド7)カウントは、効率的にマスターできるカウンティングシステムの1つです。
ハイローシステムをベースとし、「赤の7」を重点的に扱います。
ハイローシステムと同じく、10〜Aのハイカードは「-1」、2〜6のローカードは「+1」、8、9はニュートラルで「0」ですが、赤の7がプラス1「+1」、黒の7には「0」というルールが追加されています。
上記のバランスにより、複雑な計算不要でプレーヤーに有利な状況を簡単に判断できます。
ブラックジャックでは、カウント値が0に近くなったら勝負に出るチャンスと判断できます。
オメガⅡ(Omega Ⅱ)とは、各カードの勝ちや影響力を高精度で反映できるカードカウンティングシステムです。
オメガⅡの賭け金の決め方はハイローシステムと同じですが、ポイントは以下のように割り振ります。
オメガⅡでは、攻守のバランスが優れていて、全体的なバランスをうまく整えることが可能です。
汎用性が高くリスクの低いプレイができるため、初心者にもおすすめします。
ここからは、具体的にブラックジャックでのカードカウンティングの例を見ていきましょう。
ハイローシステムを使い、以下のようにポイントを振り分けます。
配られるカードの数値を数え、タイミングを見てアクションを判断します。
計算結果がプラスの値だと、ローカードが多めに場に出ていることを意味します。「10」とカウントされる10と絵札、そしてAのカードがシューに多く残っている可能性が高いと言えます。
つまり、ディーラーが高い数値のカードを引いてバーストしやすい状況であり、プレイヤーにとっては有利と判断できます。
よって、ヒットやダブルダウン(賭け金を最大2倍増やせる)などのアクションで、積極的に勝負に出てみましょう。
カウンティングの計算結果がマイナスだった場合、上記の反対で「10」とカウントされる高い数値のカードがすでに多く排出されたことがわかります。
よって、ディーラー側に有利な状況になる可能性が高いため、慎重に進めながらディーラーのバーストを狙いましょう。
計算結果のプラスマイナスゼロだと、場に出たカードのバランスが取れている状況です。
よって、大きな勝負に出る必要はなく、ベット額や賭け方を変えずに様子を見るのが得策といえます。
厳密には、ブラックジャックなどカジノゲームでのカードカウンティングは違法ではありません。
ただ、カジノによっては禁止と決められている場合があるので注意が必要です。禁止であるのにも関わらず利用しているプレイヤーがいた場合には、カジノ側はプレイヤーを出禁にする可能性もあります。
ヨーロッパや南米などのカジノでは使えるところもありますが、韓国やマカオなどのカジノではほとんど利用できないでしょう。
カードカウンティング対策として、多くのカジノでブラックジャックに使うデックを8つ用意し、4デックほど排出した時点でカードシャッフルを行っています。
ブラックジャックのカードカウンティングは、本場カジノで禁止されるほど強力な攻略法です。
カードカウンティングには多くの種類がありますが、基本的なやり方を押さえておくことでブラックジャックで有利な状態を導ける場合があります。
ゲームの勝率アップを目指して、今回紹介した手法をぜひ活用してみてください。
当サイトでは、日本向けのおすすめブラックジャックカジノを紹介しています。
当ページで紹介したカードカウンティングを試せる場合もありますが、判明するとカジノによって禁止される可能性もあります。自己責任で行うことを推奨します。