2015年にマルタで設立と、歴史こそゲームプロバイダーの中ではかなり浅い存在であるにもかかわらず、すさまじいスピードで各オンラインカジノへの設置、そしてファンを獲得しているプロバイダーがPragmatic Play(プラグマティックプレイ)社です。
Pragmatic Play社の強みは何と言ってもスロット技術面だけでなくその対応力。現時点で日本を含む「78か国」「26言語」に対応したゲームをリリースしています。これがPragmatic Play社のスロットゲームが、リリースから間もないにもかかわらず世界中様々なオンラインカジノに設置されている理由のひとつでもあります。
2019年にはこれまでのスロットゲーム中心の開発だけでなく、ライブゲーム業界にも進出を開始。
ハイスピードで成長を遂げており、急成長でトッププロバイダーたちに追いつき、追い抜こうとしているゲームプロバイダーです。
【目次】 1. リリースしているゲームの特徴 |
1. リリースしているゲームの特徴
Pragmatic Play社のオンスロ全体の傾向として言えるのが「シンプルで軽量」であるという点です。グラフィック自体の美しさは保持しつつ、スロットゲーム全体のシステムやアクションをシンプルに抑えることによってスロットゲームの動作を軽く、容量を少なくしています。また、ネット上でなくダウンロードをしてプレイも可能です。
ゲーム作りにおけるPragmatic Play社なりの考えやコンセプトがあるのはもちろんのことかと思いますが、この裏には恐らく「多国籍多言語に向けて作られているPragmatic Play社のスロットゲーム」という事実が影響していることでしょう。インターネット回線の速さや状況などにとらわれない、正に「世界中の人に手軽にオンカジを、オンスロを楽しんでもらう」というのが根底に感じられるスロットをリリースしています。
基本的にひとつのスロットゲームに多くのシステムやアクションを取り入れるのではなく、根幹となるシステムをひとつ据え、そのシステムの魅力を最大限に引き出す為のスロットゲームが多いゲームプロバイダーです。
2. 主なスロット
1.Wild Gradiators(ワイルド・グラディエイターズ)
「全リールワイルドがもっとも狙いやすいオンスロ」のひとつでもあります
スロットシステム自体はシンプルな5リール25ラインスロットですが、ポイントは右側に設置されている「Win Multiplier(ウィン・マルチプライヤー)リール」の存在。
通常スピン毎にウィン・マルチプライヤーも起動。見事にスロットで勝利すると、そのウィン・マルチプライヤーで停止した数字のマルチプライヤーが付与されます。
このウィン・マルチプライヤーにはもうひとつ、とっておきの機能があります。それが「Super Wild Respin(スーパー・ワイルドリスピン)」。ごくまれに、ウィン・マルチプライヤーにこのスーパー・ワイルドリスピンのシンボルがストップすると「マルチプライヤー10倍・全リールに必ずワイルドシンボルがストップ」というボーナスモードに突入。
しかもワイルド・グラディエイターズのワイルドシンボルは、リールの真ん中にストップするとリール全体にスタックするシステムが搭載されている為、とんでもない配当につながることもあります。
2.Gold Rush(ゴールド・ラッシュ)
Pragmatic Playが誇る爆発スロット
Pragmatic Play社の中でも非常に高い人気を誇っているのがこのGold Rushです。その人気の秘密は爆発力を秘めた独特なフリースピンのシステムにあります。
フリースピン中にのみ出現する特殊シンボル「ナゲットシンボル」を一定数ストップさせて収集することによって、レベルアップ。
レベルアップごとに高額配当シンボルである炭鉱夫シンボルがどんどんリール上に放出されていき、BIGWINの可能性を高めていきます。
また、初期のフリースピン回数は10回ですが、Gold Rushはフリースピン中にScatterが1個でもストップするごとに追加で2回のフリースピンが付与される為、30回近くまでフリースピンが増えることもあります。
3.Mustang Gold (ムスタング・ゴールド)
Pragmatic Play社の人気システム「マネー収集機能」が搭載
こちらはPragmatic Play社の中ではよく採用されている「マネー収集機能」が搭載されているオンラインスロットゲームです。
マネー収集機能とは、スピン時、まれに登場する数字の書かれているシンボルと、最終リールにのみ登場するコレクトシンボルの両方が1回のスピン時に同時にストップすると、その数字に書かれている金額を直接獲得できるというシステムです。
また、それとは別に「ジャックポット」のシンボルもあり、このシンボルとコレクトシンボルを同時にストップさせるとジャックポットゲームに突入。最低でも100倍、最大で1000倍の配当を獲得することが可能なスロットゲームです。
3.プレイできるオススメカジノ
比較的ライセンス料が安価なこともあり、多くのオンラインカジノで導入されているPragmatic Play社。
その中でも特におすすめの3サイトをご紹介いたします。
1.テンベット
どちらかと言えば、スポーツベッティングやライブカジノのイメージが強いテンベットですが、オンラインスロット部門もここ最近ではかなり充実を見せています。その中でも特にPragmatic Play社のオンラインスロットは、スロットメインのオンカジに引けを取らないほどの充実ぶりを見せています。
テンベットが採用している面白いボーナスが「マイニング手数料ボーナス」。
ビットコインユーザーであれば、マイニング手数料を毎月末にテンベット側が還元してくれるちょっと変わった、嬉しいボーナスです。
2.カジ旅
NETENT社のBlitzモードでおなじみのカジ旅もPragmatic Play社のオンラインスロットを多く取り揃えているオンカジです。
Pragmatic Play社以外にも多数のプロバイダーを導入しているカジノですが、人気スロットの中にはPragmatic Play社の人気作のひとつである「Sweet Bonanza」が食い込むなど、プレイヤーからも高い支持を得ています。
3.カジノエックス
Pragmatic Play社では、稀にPragmatic Play社が主導となったキャンペーンを開催することがあります。
例えば2018年にはPragmatic Play社のオンラインスロットをプレイし、その獲得賞金の倍率の高さを競い合い、1位には5000ドルなど、賞金総額25000ドルのイベントを開催しました。
その際の対象オンラインカジノにも選ばれていたのがこのカジノエックス。
対象となっていたスロット以外にも、Pragmatic Play社のオンラインスロットを多数導入しているオンラインカジノです。
4.まとめ
「技術の高さを活かして凝ったシステムのスロットを産みだす」ではなく「全世界の誰しもが安定して楽しめるスロットづくり」がPragmatic Play社の基本的な方針といったところでしょう。どちらかといえばスマートフォンなどのモバイル向けに寄せたスロットが多い印象も受けます。
リリースしているオンラインスロット自体も非常によくまとまっており、オールドユーザーから新規ユーザーまで誰しもが楽しめるような作りのものが非常に多く感じるのと同時に、かなりのハイボラリティスロットも多数存在します。
そういった意味では、新世代のオンラインスロットプロバイダーとしてよく挙げられる「Yggdrasil社」と今回ご紹介したPragmatic Play社の2つのプロバイダーは、作成するオンラインスロットの方針がかなり異なっており、比べてプレイしてみると興味深いかもしれません。どちらも非常に魅力的なプロバイダです。