最終更新: 2023年1月5日
オンラインカジノ業界における老舗プロバイダー、Playtech(プレイテック)社と肩を並べるもうひとつのプロバイダーが、イギリスにて1994年に設立された「Microgaming(マイクロゲーミング)社」です。世界初のオンラインカジノを作ったのも、このMicrogaming社と言われています。
オンラインカジノそしてオンラインスロットの元祖ともいえる存在ではありますが、オンラインスロットに限らず、様々なカジノゲームをリリースしています。その技術力の高さはオンカジにとどまらず、実際のランドカジノでも導入されているほどです。
また、Microgaming社のゲームを取り扱っているオンラインカジノが閉鎖した場合、プレイヤーの資金保障を代わりに行う活動や、Microgaming社系のオンラインカジノでは、ペイアウト率の公開を行うなど、オンラインカジノ業界の先頭に立ち、多くのプレイヤーを取り込む努力を行ってきました。
元々、世界的に見れば最もプレイされているゲームプロバイダ―であったのですが、日本での浸透は2005年の日本語対応を行ってからでしょう。そこから数多くの言語に対応。主力市場であった英語圏だけでなく、文字通り世界中のプレイヤーに愛されるプロバイダーとなりました。
最大手にして老舗プロバイダーなだけあり、これまでリリースしたゲームの種類はすべて合わせて1200種類以上。
スロットゲームも500種類ほどがリリースされており、よりどりみどりです。
Microgaming社のスロットゲームはいい意味で「クセがない」スロットゲームが多いと言えるでしょう。また、グラフィックもどちらかといえばクラシック寄りのものを採用しており、プレイヤーやそのプレイヤーのプレイ環境に左右されにくい「安定したスロットゲーム」に定評があります。人気作のひとつ、Thunder Struck2(サンダー・ストラック2)はなんと2010年リリースのスロット。その品質の高さがうかがえます。
また、日本でもおなじみの「トゥームレイダー」「ジュラシックパーク」「ターミネーター」と言った人気映画作品や、ゲームなどとコラボレーションしたオンスロが多いのも特徴的。ファンにはたまらないだけでなく、こちらもやはりスロットゲームとして楽しめる作品となっています。
そしてMicrogaming社といえばもうひとつ、この後ご紹介するとあるスロットゲームが名物機と言えるでしょう。
オンラインスロットナンバーワン高額配当機
オンラインスロットに限らず、オンラインカジノ全般で最も高い一撃を求めるならば、このMega Moolahをプレイする他ありません。プログレッシブ・ジャックポットを搭載しているオンスロは数多く存在しますが、このMega Moolahはその賞金金額が文字通りの「桁違い」です。
Mega Moolahをプレイしているとランダムで突入するジャックポット画面で見事に「Mega」を獲得すれば、大体は数億円の当選。過去最高額になると2015年になんと約25億円という、オンラインカジノ史上でも最高額の配当金が発生しました。
スロットのシステム自体は癖のないシンプルなつくりではありますが、正に「カジノドリーム」をオンラインで体感できるMicrogaming社でも人気のスロットゲームです。
スロットシステムだけでなく世界観にもこだわった作品
Microgaming社の中でも人気なのが「フリースピンを獲得していく回数によってそのフリースピンの種類を選択できるようになる」というシステム。先ほど名前だけご紹介したThunder Struck2やこのImmortal Romanceがそれにあたります。
基本的にはやはり、獲得回数を重ねるごとに開放されるフリースピンのほうが、配当期待値が高まるだけあり、本番はプレイをやりこんでからといったところ。レベル制度のようなシステムを導入しているスロットは数ありますが、そのおおもとの流れを作ったスロットともいえるでしょう。
また、登場する人物たちにはストーリーがそれぞれ存在。
そちらも併せて楽しめるスロットゲームです。
「進むべきか退くべきか」この駆け引きが熱いリスピンスロット
競馬をモチーフにしたBookie of Oddsですが、いわゆる「フリースピン時の拡張シンボル」を基本システムとして搭載。
更にもうひとアクセントとして「再スピンモード」も導入してあります。
この再スピン、いわゆる「一定の条件下で勝手に発動する」ものではなく「プレイヤーがある程度のクレジットを支払って自由に行うことのできる再スピン」となっています。1回転ごとにプレイヤーは任意のリールを再スピンさせることが可能という、ある種夢のようなシステムです。
あとひとつ、スキャッターがストップすればフリースピン獲得という時や、高額シンボルの5 of kindが狙える際は是非とも利用したいシステムですが、その分、配当が期待できる部分を再スピンする際は「再スピン費用」も高くつきます。ここの部分の駆け引きも熱いオンスロと言えるでしょう。
世界で最も愛されているプロバイダーであるだけに、どこのオンラインカジノでも取り扱っているのがMicrogaming社……と、言いたいところですが、実はとある事情で「選ばれたオンラインカジノ」にしか置かれていません。その中でも特におすすめのオンカジをいくつかご紹介いたします。
Microgaming社が運営しているオンラインカジノのひとつがこのジャックポットシティカジノ。その為当然ながらMicrogaming社のゲームのラインナップは大手オンラインカジノの中でもトップクラスです。また、ユーザーに対して手厚いサポートで有名なMicrogaming社が運営しているだけあり、サーバーの安定性や迅速な払戻しなども評判のオンラインカジノです。
オンカジ界隈の共通認識として有名なのが「Microgaming社のライセンス使用料はかなり高額である」ということ。その為、実のところ設置しているオンラインカジノはそこまで多くないという裏側があります。逆に言えば、Microgaming社を数多く設置できるオンラインカジノは「資金面に自信がある」ということの裏付け的なことにも。そういった意味ではあらゆる面で高い評価を得ているベラジョンのラインナップにMicrogaming社が数多く存在するというのも、うなずけます。ジャックポットシティカジノよりは劣りますが、様々なプロバイダーを安全に楽しみたいのならば、ベラジョンがおすすめでしょう。ボーナスも非常に豊富です。
ベラジョンとほぼ同等数のMicrogaming社のゲームラインナップを誇るラッキーニッキー。ベラジョンとの大きな違いは「JCBカードが利用できるか否か」という部分にあります。ラッキーニッキーも、新興系のオンラインカジノの中では非常に評価が高いオンカジ。ベラジョンと並び、他プロバイダーのラインナップも多種多様なだけに、こちらも十分選択肢に入ってくるオンラインカジノです。
Playtech社が、オンラインカジノやオンラインスロットの発展に大きく寄与したプロバイダーならば、Microgaming社は「Microgaming社がいなければオンラインカジノ自体がなかった」と言えるだけの存在。どちらのプロバイダーも昨今、我々がオンラインカジノを安心安全そして楽しくプレイできる環境を作り上げるのには、必要不可欠だったと言えるでしょう。
ランドカジノに近い「ザ・スロットゲーム」というタイプのオンスロをプレイしたいのであればやはりMicrogaming社が一番。更に、オンラインカジノを選ぶ際「Microgaming社を設置しているかどうか」はひとつ、そのオンラインカジノの安全性や経営状態を判断するバロメーターとなります。プレイするか否かはさておき「取り扱いの有無」は必ず確認しておいた方がいいプロバイダーであるといえます。
公開済み: 2019年10月25日