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最終更新: 2023年5月24日

オンラインカジノ 歴史 2023年

「オンラインカジノ(ネットカジノ)」といえば、現在は多くの方が知るエンターテイメントのひとつですが、このオンラインカジノは、どこから始まりどのタイミングで世界中に広まっていったのか気になる方もいますよね。このページでは、「一番最初に誕生したオンラインカジノ」や「オンラインカジノが日本に普及し始めた時期」等、オンラインカジノプレイヤーやこれからオンラインカジノを利用する方のささやかな疑問について解説していきます。

オンラインカジノの歴史

オンラインカジノはインターネットを通してカジノゲームが楽しめる大人気エンターテイメントのひとつです。世界にインターネットが普及し始めたのは、およそ1960年ごろ。インターネットが普及し始めた約30年後の1994年にオンラインカジノが誕生しました。イギリス連邦加盟国の「Antigua and Barbuda(アンティグア・バーブーダ)」という小国で、オンラインカジノを運営するために必要な『カジノライセンス』を発行する法律(FTPZ 法)が可決されたのがオンラインカジノの歴史の始まりと言われています。それでは、オンラインカジノがどのようにして世界に普及してきたのか少し見ていきましょう。

1. オンラインカジノ「ライセンス」の誕生

オンラインカジノの運営に必要となる「ライセンス」。このライセンスを初めて発行した国は「Antigua and Barbuda(アンティグア・バーブーダ)」という小国であることをお話ししましたが、カジノライセンスを発行する法律が可決されて以来、様々な国がライセンスを発行しています。1998年に発行が開始された「ジブラルタル」、1999年に発行が開始された「キュラソー」「カナワケ」、2000年に発行が開始された「マルタ共和国」、2006年に発行が開始された「UK(イギリス)」等、今では人気の高いライセンス発行国が数多くあります。1994年にAntigua and Barbuda でカジノライセンスを発行する法律が可決されてから、オンラインカジノの運営を許可する国が続々と増えていきました。

2. オンラインカジノ「ソフトウェア」の誕生

オンラインカジノを運営するために必要なものはライセンスだけではありません。次に必要となるもの、それは「ソフトウェア」です。私たちオンラインカジノプレイヤーが、インターネットを通してカジノゲームを楽しむことができるのは、ゲームプロバイダーがカジノソフトウェアを開発し、提供しているからなんですね。そんな、カジノソフトウェアを世界で初めて開発したゲームプロバイダは『Microgaming(マイクロゲーミング)』と呼ばれる企業です。数多くのオンラインカジノで当たり前のように遊べるMicrogaming 社製のカジノゲームですが、Microgaming 社は独自の審査基準を設けていることや、ライセンス契約を結ぶためには非常に高額な導入費が必要となることから、オンラインカジノ運営側は、Microgaming 社と契約を結ぶのは容易ではありません。つまり、Microgaming 社とライセンス契約を結ぶオンラインカジノサイトは、非常に信頼度の高いカジノサイトであることが分かります。

Antigua and Barbuda(アンティグア・バーブーダ)でカジノライセンスの法律が可決するより以前に、動きを見せていたMicrogaming 社。このソフトウェア企業の働きにより、数々のゲーミング企業が立ち上がりました。1996年に設立された「NetEnt(ネットエント)」社、1999年に設立された「Playtech(プレイテック)」社等、皆さんの中にも知る人もいるでしょう。

3. 世界初のオンラインカジノ「Inter Casino (インターカジノ)」の誕生

世界で初めて誕生したオンラインカジノサイトは、「Inter Casino (インターカジノ)」と呼ばれるカジノサイトです。Inter Casino は、オンラインカジノの決済ソフトを開発したCryptoLogic(クリプトロジック)社の子会社に当たる『WagerLogic(ウェイジャーロジック)』社によって立ち上げられたオンラインカジノサイトであり、1996年にサービスが開始されました。運営を開始して以来、2007年には最も信頼性の高い「マルタ共和国(Malta Gaming Authority)」のライセンスを取得したことや、迅速な支払い、丁寧なサポート、数々のサービスを提供しプレイヤーからも高い評価を得ています。そして、2012年頃に、Inter Casino を立ち上げたCryptoLogic 社とWagerLogic 社が『アマヤ・ゲーミング・グループ』と合併し、2014年には『インターテイン・グループ』がアマヤ・ゲーミング・グループを回収したことにより、更なる急成長を遂げ、現在は世界中のカジノプレイヤーにも非常に大人気な安心・安全に楽しめるオンラインカジノとなりました。

このInter Casino が創設されたことにより、様々なオンラインカジノ企業が立ち上がったことは言うまでもないでしょう。1998年には「Jackpot City Casino (ジャックポットシティ)」、2000年には「ROYAL VEGAS ONLINE CASINO (ロイヤルベガスカジノ)」、2001年には「NetBet Casino (ネットベットカジノ)」や「SpinPalace Casino (スピンパレスカジノ)」、そして、現在人気急上昇中の「Vera&John (ベラジョンカジノ)」「bitstarz (ビットスターズ)」「Royal Panda (ロイヤルパンダ)」など、数多くのオンラインカジノサイトが誕生しました。

4. モバイル化への発達

従来のオンラインカジノといえば、パソコンを使ったカジノゲームのプレイに限られていましたが、現在では多くのカジノサイトがモバイル版のサービスを導入しています。モバイル化が発達し始めたのは2010年頃のことで、オンラインカジノの運営会社がスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末に対応したサービスを提供していたことから、オンラインカジノはパソコンからのプレイに限らず、いつでもどこでも気軽に楽しめるカジノサイトとなりました。公式ホームページやカジノソフトがモバイルに対応しているだけでなく、iPhone(アイフォーン)のApp Store(アップルストア)やAndroid(アンドロイド)のGoogle Play(グーグルプレイ)などの専用のアプリを提供するカジノサイトも続々と増えています。

オンラインカジノ創設当時は安全に楽しめなかった?

今でも、「オンラインカジノ イカサマ」や「オンラインカジノ 不正」と言ったキーワードをよく目にしますが、オンラインカジノが創設された当時は、『賞金や勝利金の未払い』、『不当なアカウント凍結』、『夜逃げ』、『イカサマ等の不正操作』等により、オンラインカジノプレイヤーを苦しめたカジノサイトも中には存在しました。オンラインカジノが創設された当時は、ライセンスを持たずに運営を行っていた違法オンラインカジノサイトが数多く存在していたんですね。

現在は、不正の取り締まりが強化されたことや、ライセンス発行国(政府)の審査基準が高くなったことから、こういったプレイヤーを苦しませる悪徳オンラインカジノサイトは殆ど無くなりましたが、今もなお、ライセンスを持たずに運営を行っている悪徳企業も少なからず存在します。これらの悪徳企業に引っかからないためにも、「ライセンス」を良くチェックして優良オンラインカジノをしっかりと見極めましょう。

オンラインカジノの歴史|まとめ

今回は、オンラインカジノの歴史を覗いてみましたが、いかがでしたでしょうか?「オンラインカジノ」は今では世界中の方が知るエンターテイメントのひとつとなっていますが、私たちの知らない場所で様々な企業や政府が歴史を積み上げていたことが分かりましたね。現在は、数多くのオンラインカジノサイトが、プレイヤーを第一に考え、安心・安全な充実したサービスを提供しています。普段知ることのないオンラインカジノの歴史を知ってみると、ますますオンラインカジノが好きになってしまいますね!